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  今週のひとこと

『拈一茎草』
6/18 

極小は極小として「一」。極大も極大として「一」。一粒の素粒子も宇宙全体も「一つ」という単位で全体を示している。言い換えれば「一個」こそが宇宙なのであり、宇宙が「空」ではなく、実体無く変化し続ける個である以上『一切は空』です。その宇宙を皆異なる現象である『個」として生きるには『無』の自覚、如何なる場合でも「拘らず、囚われず、偏らず」に、部分として「一」、全体として「一」を生きてゆくのが禅という生き方です。目の前の草を引き抜き、眺めて一言「拈一茎草」と思わず口に出たら、貴方は仏陀であり、知恵者。赤肉団上一無位の真人です。
諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂
慧智 合掌 http://ryobo.org

6/18 掲載