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  今週のひとこと

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『散る桜 残る桜も 散る桜』
(良寛和尚の遺偈)
桜は咲いた瞬間から、やがて散りゆく運命を背負っているのは誰でもわかるし、見届けられる。当然、人間も同様だが、自分が死んだ姿は誰も観る事が出来ないしい、「あ、死んだ」という感覚は持ちえない。だから、死は自分の事というより他人事だろう。しかし、事実は「生まれた者は必ず死ぬのである」。それは、健康人も余命宣告を受けた人間も同じ。人それぞれの寿命に従い他界してゆく。つまり、人生とは致死率100%の寿命を生きることなのである。どんな人間も、明日生きている保証はない。桜同様に死から逃れることはできない。だからこそ、今日。この瞬間、この場所でいつ死んでも悔いが残らぬように全力で生きているのである。
不立文字・教外別伝・直指人心・見性成仏
慧智 合掌 http://www.ryobo.org